TRY 4 VISION
トライ4(フォース)ビジョン
まちの5ヵ年ビジョン(TRY・4・VISION)策定の概要
1953年7月1日一般社団法人飯塚青年会議所は発足しました。それ以来、私たちは69年間にわたり、このまちの明るい豊かな社会実現のため、様々な活動や運動を行ってまいりました。本年、当会議所は70周年という節目の年を迎えます。目まぐるしく変化する時代において、私たちはまちの方々と力を結集し、これからもまちの明るい未来を描き活動や運動を行ってまいります。
本年、私たちビジョナリーシティ会議は、まちの方々と共にまちの5カ年ビジョンの策定に取り組んできました。なぜまちの5カ年ビジョン策定に取り組んできたのか?それは、まち全体を巻き込み、同じ共感できるビジョンに向かって活動や運動を行うことこそが、まちの方々と力を結集でき、明るい豊かな地域を目指すことができると考えたからです。 でははたして、まちにビジョンは必要でしょうか?ビジョンが無くても良いと思われる方がたくさんいるのではないでしょうか。でも私たち大人が次の世代のこども達にどのようなまちを残していけるのか、私たち大人が次の世代に良いまちの状態でバトンを渡すことが重要だと私は考えます。そのためにも未来の明るい豊かな地域のため、まちの明るいビジョンを描く活動を行ってまいりました。飯塚青年会議所だけで考えたのではありません。まちの22名のステークホルダーの方々と共に、このビジョン策定に取り組んでまいりました。
ビジョンの紹介
1地域でこどもを育て、スマイリーあふれるまち
ビジョン①の目指す未来
地域のこども達が未来に向けて夢を描けるような豊かな心を育んでいる。子育て世代にとっても安心して子育てを行えるまちになっている状態。
①このまちに子供の笑顔があふれ、子供の夢をふくらませるようなまちづくり。
②子育て世代が暮らしやすく、働きやすいまちの実現。
③地域全体で安心して子供達を育てる環境をつくるための仕組みづくり。
④子育て世代の母親が社会進出を促進するための環境づくり。
2何とかなるまち、何とかするまち
ビジョン②の目指す未来
「〇〇すべき、〇〇しなければならない」という考え方に縛られるのではなく、心の余裕のある大人達が多い地域になっている。誰でも住み暮らしやすいまちになっている。
①受身な姿勢ではなく、自分達が当事者意識を持って率先して取り組む仕組みづくり。
②人の温かみや優しさがあふれ、お互い様の気持ちを持って、助け合えるまちづくり。
③夢や希望について考えられる心の余裕が持てる人づくり。
④「何とかなるまち、何とかするまち」という地域の特色を活かす仕組みづくり。
3まちの文化を増やす~既存のものも新しいものも~
ビジョン③の目指す未来
地域の既存の文化がより活性化し、また新しい文化の開発が進んでいる状態。地域外からの観光客が増え、この地域の交流人口が増加し、このまちに多様な考え方や価値観が取り込まれる。
①目まぐるしく変化する現代に対応できる多様な人材づくり。
②多様な価値観や考え方を学ぶための環境づくり。
③多様な価値観や考え方を持つ方々を受け入れ、このまちの人々と交流できる仕組みづくり。
④世界に対して影響を与えるため既存の文化を見つめなおし、また新しい文化の開発に取り組む仕組みづくり。
4若者と地域のつながり
ビジョン④の目指す未来
このまちで住み暮らす若者と地域との交流が行われており、若者が持つ価値観やトレンドをこのまちに反映し、若者が移住し住み暮らしやすいまちになっている。
①若者がこのまちに住みたい、戻ってきたいと思えるように地域の方と交流できる仕組みづくり。
②若者が持つ多様な価値観やトレンドを活かせる環境づくり。
③若者と民間企業、行政等と地域のつながりを活発し雇用を促進する仕組みづくり。
④まちの文化の活かし、新たな価値を創出する。
参考資料