一般社団法人飯塚青年会議所

IIZUKA JC

CONVICTION

理事長所信

はじめに

 子どもの頃、どこからともなく、青年会議所という言葉を耳にしていました。何の団体かも、何をやっているのかもよく知りませんでしたが、子どもの頃想い描いていた、青年の姿であったと今ではそう思っています。そして、気がつけば22歳の時、自らその門を叩き、青年会議所という道を歩み始めました。右も左もわからない私を多くの先輩たちに指導していただき、人生の半分をこの青年会議所に育てられたといっても過言ではありません。そんな先輩たちが、飯塚青年会議所を卒業して、それぞれの立場で、それぞれの場所で地域のリーダーとして、社会のリーダーとして活躍している姿をみることができるのは、飯塚青年会議所の誇りであり「明るい豊かな社会の実現」に向かって歩み続けていることを実感できる瞬間でもあると私は感じています。
私たちは、JAYCEEとして、この飯塚青年会議所で培った経験とノウハウを活かし、卒業しても、この地域の発展のために先頭に立ちリーダーとなって運動を推し進めていかなければならないと思っています。
だからこそ、今、この飯塚青年会議所で、ひとづくりやまちづくりを通じて、かけがえのない仲間たちと共に、このまちの未来、夢や浪漫を語らい、「明るい豊かな社会の実現」に向かって志を立て、どんな苦難にぶつかっても、ぶれずに正面から正々堂々と挑んでいきたいと考えています。そして、私自身がその先頭に立って行動を起こし、この地域の未来をよりよいものにするため、歩みを進めてまいります。

地域環境を活かしたまちづくり

 まちの交通インフラは飛躍的に向上し、さらに推し進められて行こうとしています。
しかし、スポーツ施設などは整いつつも、それをもっと活用していく部分では出遅れているのではないかと危惧しています。また、スポーツ施設にばかり目がいきがちで、その場所を使用することに力を置きすぎているようにも感じます。このまちには、施設以外にもスポーツを行える環境があります。さらに誇れる食や人の温かさ、見渡せば山や川などの自然に恵まれています。このような環境をつかい、「スポーツのまち」をさらに推し進めたいと考えています。嘉飯桂はもとよりJCのネットワークを活用しこのまちのスポーツツーリズムを加速させていきたいと考えています。山を越え景色を楽しみ、食に触れ元気になり、人の温かさに触れ活力となるような広域かつ大規模なスポーツイベントを行うことで、間接的な効果が得られやすいように工夫した事業を展開し地域の方々が目に見える効果を感じることで、将来、様々なスポーツイベントの開催の促進につながっていくと確信しています。そして、創立65周年で掲げられた、このまちの新たなブランド「スポーツのまち」をより明確なものにすることで、地域内外から行ってみたい、いつか住んでみたいと思わせる、明るく楽しい地域につながるのです。

変化に柔軟に対応できる人材

 この国のグローバル化や情報化はとどまることを知らず、変化に柔軟に対応できる人材が求められる時代となりつつあります。AIの発展やビッグデータの活用によって10年後の未来には、無くなる職業が激増し、ライフスタイルさえも激変するといわれています。予測できない未来に子どもたちはどう過ごしていくのでしょうか。大人たちは何を教えればよいのでしょうか。そんな時代だからこそ、自ら未来を切り開き、変化に柔軟に対応できる人材になることが、必要不可欠であると考えます。多くの人と関わり、多種多様な考え方に触れ、広い視野で世の中の動きを俯瞰(ふかん)し、その変化を的確にとらえ、いつもより一歩先を見て、考え行動することは、未来を切り開く力を育てます。自分の未来へのベクトルをどこに向けるか、未来をいち早く見定め行動を起こせるものこそ、自分の未来を切り開いていけるのです。
このまちに育てられ、故郷の愛情に触れて育った子どもたちは、必ずこの地域のために行動を起こしてくれるはずです。そして、変化に柔軟に対応できる人材こそ、地域の未来を育み、希望に満ち溢れる笑顔を波紋のように広げ、次代をより明るい地域へと発展させてくれると確信し、子どもたちの育成を行ってまいります。

世界から選ばれるまちを目指して

 訪日外国人の数は、2800万人を超える勢いで増え、福岡県ではその訪問数やインバウンド需要で全国上位を示す統計が記されています。このようなインバウンド需要や世界的な日本食ブームなど、いま日本は世界から注目されています。しかし、それは一部の文化遺産や有名観光地、大都市圏といった部分にだけに効果があり、地方にはあまり影響を及ぼしていないように感じます。福岡都市圏から、車で一時間足らずで来ることができるこの地域の利便性を活かし、世界にこのまちの魅力を伝え、多くの外国人が訪れ交流する機会が増えるようになれば、世界を視野においたビジネスや地域の活性に取り組もうという意識が高まります。
そうすることで、世界中の人たちとの交流を盛んにし、多彩な知識や文化を取り入れやすくなり、このまちは新たな発見をする機会を得ることができます。そして、このまちの新しい魅力を生み出そうとする意識が多くの人に広がり、魅力あふれるまちへとつながるのです。
私たちは、外国人の目線で見たこのまちの魅力を改めて考え、新しい発想でこのまちの特色を活かした、世界から選ばれるまちの創造を推し進めてまいります。

憧れの青年でありたい

 私たち青年は、次代の担い手として、日々を精一杯過ごしていますが、子どもの頃に想い描いた青年と比較してどうでしょうか。社会に責任を持ち、人から頼りにされ、若者から憧れを抱かれる、そんな存在になっているのでしょうか。
私の考える憧れの青年とは、信念と自信をもち、その背中を堂々と見せることができ、次の世代へとつなげていける青年であると考えます。そのためには、多くの知識と経験を蓄え、信念を貫き通せるだけの自信を持つことが必要であると考えます。青年会議所という組織の中で、まちづくりやひとづくりを通じて、意見をぶつけ合うこと、様々な考え方に触れ、青年会議所ならではのスケールで行われる経験や、多種多様な人からもたらされる知識は、いつまでも自身の宝となり、地域社会や会社に貢献できる材料となります。リーダーシップを取り、お互いに切磋琢磨することは、自己成長を促し、これまでの考え方を変えてくれます。さらに、そんな自分の姿を多くの人がみることで、確実に次の世代が育っていきます。青年会議所の運動や活動の中には、仲間と関わりあう時間やそこで生まれる絆をとおして、気づきを得ることができる機会がたくさんあります。そのような機会に積極的に向き合い、自己成長を積み重ねることで強い信念を貫き通すことのできるリーダーへと成長していき地域社会へと貢献できる人材を多く輩出することが青年会議所の使命だと考えます。

このまちの未来を考える青年を増やすために(会員拡大について)

 「JC」という言葉や「青年会議所」という組織がこの地域の人たちにどのように伝わっているのでしょうか。65年という長い歴史の中で私たちの想いはどの程度、この地域に浸透しているのでしょうか。飯塚青年会議所の価値や存在意義が今よりさらに認められていれば、新たな会員の獲得に苦労する必要はないはずです。拡大するための行動を起こさなければ会員の増加がみられず、ブランディングを考えなければ飯塚青年会議所の価値に気付いてもらえないというのが現状です。しかし、私たちは「明るい豊かな社会の実現」に向かって運動や活動を展開しさらに、その渦をもっともっと大きくして、この地域の未来をよりよいものにしていかなければならないと考えています。だからこそ会員拡大を積極的に行い、このまちの未来を本気で考えることができる、青年を増やす必要があるのです。
まずは、飯塚青年会議所の存在をもっと多くの人たちに知っていただき、活動内容を理解していただく必要があります。そして、私たちは自分の意思で入会し、自分の時間とお金を使い活動している団体です。それぞれが愛するこのまちのために65年もの間、尽力しているこの飯塚青年会議所を周りにいる友人や知人に勧められないはずがありません。全員が自信を持ってこの価値ある団体を広く発信していかなければならないのです。
「明るい豊かな社会の実現」という理念を遂行する為には、地域に認められ、求められる存在となり、そのことが新たな会員の獲得にもつながっていくと確信し会員拡大に取り組んでいきます。

 

 

地域を発信していくものとして

 情報技術を取り巻く世界は、日々進化を遂げています。私たちはこのような情報技術をいかにうまく使い、この地域の情報はもとより、私たち自身の運動や活動を地域に発信していくためにも、活用する術を身につけなければならないと考えています。また、世の中にある数えきれない情報の中には多くのフェイクニュースや虚偽の報道なども存在しています。そういった情報も含めて評価、識別し、情報を主体的に読み解き、必要かつその真意を見抜き活用する能力、メディアリテラシーを身につけることも、情報を発信する側においては重要なことだと考えています。
私たちは、地域を発信していくものとして、可能なかぎりあらゆる技術を習得し、正確かつターゲットに応じた情報発信を行うことが必要です。また、私たちの今まで培われてきたネットワークを活かし、地域に先駆けて、各種団体のイベント情報を一本化するシステムを確立することで、それぞれの団体がイベントスケジュールの立案やノウハウを共有するきっかけにもつながり、まちづくりの効果や地域を発信することにおいて相乗効果をもたらすことが可能となり地域全体で行うまちづくりへつながると確信します。

おわりに

 ある日、このまちがスポーツ一色にそまり、昼夜を問わずスポーツに明け暮れる人々の笑顔にあふれ、それを支えあうことで地域が活気づいている。子どもたちは、自身で見定めた輝く未来に向かって大きく羽ばたこうと、夢を楽しげに語っている。世界中の人たちが毎日のように訪れ、このまちの魅力に触れている。若者は青年会議所の姿に憧れを抱き「明るい豊かな社会の実現」という志を持とうとしている。
 平坦な道のりではないけれど、かけがえのない仲間たちと積み重ねてきた飯塚青年会議所のたゆまない努力を無駄にしないため、これまで支えていただいた先輩方や地域の方々の期待を裏切らないため、そして次代を担う子どもたちの未来のために、これから先訪れる10年先、20年先の未来に「明るい豊かな社会を」想い描きながら、家族を愛し、地域のことを想い、仲間と考え抜き、満を持して選んだその道に、恐れることなく勇ましく進んでいくこと、この確固たる信念を胸に一年間勇往邁進してまいります。

 

事業計画

地域環境を活かしたスポーツ事業
変化に柔軟に対応できる人材を育むひとづくり事業
世界から選ばれるまちを創造する事業
地域へ貢献できる人材を育むJAYCEE開発事業
知識や経験が得られる例会運営
メンバー全員で取り組む会員拡大
相乗効果をもたらすことができる情報発信
飯塚JC全体で取り組む山笠運営
台東國際青年商会との国際交流
新春祝賀会、創立記念、忘年会の運営